キャベツの原産地はギリシャ、イタリアなどのヨーロッパの大西洋、または地中海沿岸とされています。
もともとはケール。
耐塩性がややあり、塩を与えると甘みと旨みが増すらしい。
寒さに当てるのも甘さを増すといわれる。
葉のまいてあるキャベツは、古代ローマの大カトー時代にもあったんだけど、本格的に葉がまいてあるキャベツが作られるようになったのは、13世紀のイタリアなんだって。
間が食べやすいものを選んで育てていくうちに、葉が巻くものだけが食用として残っていくようになったんだって。
葉が巻いてあると、やわらかくなっておいしい・日持ちがしていたみにくい・病気にかかりにくかったり、虫がつきにくい
葉が巻いているキャベツはヨーロッパからアメリカに伝わって、いろんなキャベツが誕生したんだ。
食用のキャベツができたのは明治時代のことで、文明開化とともに西洋料理が伝わったんだ。
そのとき、日本人の口にあうように作られたんだけど、トンカツもそのときに誕生したんだよ。
このとき、トンカツのつけあわせにキャベツが盛られるようになって、生で野菜を食べるきっかけになったんだ。
日本では野菜は、煮たり漬物にして食べるのが当たり前だった。
生で食べると虫がつくから、衛生の問題もあったんだね。
でも、衛生がよくなって昭和30年代~40年代には急速に生野菜が食べられるようになっていったんだ。
日本には、外国からいろいろな野菜が伝わってきたけど、キャベツもそのひとつ。
でも日本人は自分たちの口にあうように工夫してきて、今日本の家庭の味になりつつあるんだね。
にゃあが選んだ品種は…
サトウくん
スイカを超える甘さ?人気で話題の極甘キャベツです。葉質は柔らかで、食味は極上です。結球内部は鮮黄色。平玉でしっかりと結球し、仕上がりは大変美しいです。草勢は強く丈夫で作りやすいので、家庭菜園にピッタリです。
おかわりキャベツ
暑さに強い!サクッとウマイきゃべつです。何度でも食べたくなります。生育旺盛で高温乾燥条件に強く、石灰欠乏症等の生理障害になりにくいです。栽培容易な平玉早生種です。高温結球性が強く、軟腐病、萎黄病等の諸病害に強く、黒腐病にも強い方です。草姿は半立性で耐雨性があり、定植後60日程度で1.2kg、70日で1.8kgに太る豊産種です。
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