植物の耐塩性について

塩をかけると美味しくなる野菜があるんだって

有名なのは塩トマト?
塩イチゴも見たことがある。

耐塩性の高い野菜の代表はアイスプランツかな。

基本的にヒユ科は耐塩性の高い植物が多いみたい。
アグレッティ、ホウレンソウ

サツマイモ ミカン

アブラナ科も強め。
キャベツ、白菜

トマトも少し強い。

イチゴは弱い。作物が海水に浸かれば塩害を起こすが、海水を薄めて葉面散布したり、少量の海水を発酵促進剤として利用すれば、海のミネラル効果で生育を活性化するのに役立つ。葉面散布の場合、作物の種類によって海水に強い・弱いがあるので、濃度を調節することが必要。生育ステージによっても濃度を変えたほうがいい。一般的には、生育が旺盛な時期は薄めの濃度で、収穫時期が近づくほど濃度を上げてという使い方がいいようだ。
東京農業大学客員教授の渡辺和彦さんによると、海水の多種多様な微量ミネラルの効果もあるが、主成分・塩化ナトリウムの塩素に光合成を活発にする作用があるとのこと。さらに防除効果も注目で、ナトリウムとホウ素の葉面散布で作物の抵抗性が誘導されるという海外の研究がたくさんあるそうだ。

なお日本では、海水の農業利用は江戸時代から行なわれてきた。高知県(続物紛)や愛知県・静岡県(百姓伝記)などの農書に記述がある。

<参考>
塩の利用 美味しい野菜づくり┃アースコンシャス・ストア

ストレスで野菜が美味しくなる不思議 – Smile Engineering blog ( スマイルエンジニアリング・ブログ )

海水でミカン・サツマイモの甘みがアップ!有明海の「海水農業」技術とは

海水_現代農業用語集

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