こんにちわ、にゃあです。
今日は、ダイヤモンド・オンラインで紹介されてて気になっていた本書を読んだので、印象に残った部分を紹介しようと思います。
今回の紹介する本は、「サイコロジー・オブ・マネー 一生お金に困らない「富」のマインドセット」。
ウォール・ストリート・ジャーナルで「ここ数年で最高かつ、もっとも独創的なお金の本」との評価で、世界43か国で刊行された世界的ベストセラー。Amazon.comでもすでに1万件以上のレビューが集まっている本。
著者は、ベンチャーキャピタル「コラボレーティブ・ファンド社」のパートナーで、投資アドバイスメディア「モトリーフル」、ウォール・ストリート・ジャーナル紙の元コラムニスト。
米国ビジネス編集者・ライター協会Best in Business賞とニューヨーク・タイムズ紙Sidney賞受賞している。
現在は妻、2人の子どもとシアトルに在住しているらしい。
この本はお金に対する考え方を示唆するような内容でした。
株などの資産運用の方法について書かれていることもあるが、マインドセットとあるようにお金に対する根本的な考え方を著者は読者に考えてもらいたいのだろうと感じた。
印象的に残っている部分を書き出す。
「子供たちは、親のお金(またはお金で買えるもの)を欲しがったりしない。子供たちはただ、親が一緒にいてくれることを望んでいるのだ」
「…欲しいものを買うためにもっと一生懸命働いてお金を稼げば幸せになれたと言った人はいなかった。
…周りの人と同じくらい裕福なことが大切で、さらに裕福ならばそれが本当の成功だと言った人はいなかった。
…将来にいかに高収入になれるかを基準にして仕事を選ぶべきだと言った人はいなかった。」
(社会学者 カール・ピレマー「1000人のお年寄りに教わった30の知恵」より)
毎朝、「今日も、家族と私は、自分の好きなことを好きなようにできる」と実感しながら目覚めることだ。
(著者 モーガン・ハウセル)
「真の成功とは、ラッドレースから抜け出して、心の平穏のために生きることである」
(作家 ナシーム・タレブ)
にゃあは現在、結婚してもうすぐ3年で子どもが1人生まれたところだ。
独身のときは自分の見えるところで貯金額や支出が出てたけど、2人暮らしになってお金を一緒にするようになって、りょーの貯金と運用中資産という見えない部分が出てきていた。
隠してるわけではなくて、聞けばざっくり教えてくれる。
ただ、詳細を見える化してなかっただけなんだけど、それが私にとっては大切なことだった。
にゃあは、これから、ちゃもちゃんと一緒に3歳まで過ごすために、育休を最長の2年とって、その後1年は専業主婦として家にいたいと思ってる。
でも、30歳の2人にそんな家計の余裕があるわけもなく…。
りょーは早く稼いで欲しいと思ってる。
にゃあは遊んでる(銀行に預けてる)少しでも多くお金に働いてもらって、私が働いて稼ぐ代わりになってほしいと考えていた。
結婚して、子どもを3歳までは家でみていたいと、りょーに相談したときお金について話し合った。
そのときの話し合いは、持ってる資産のことを頭の中でなんとなくで話したから、お互いが見積もってる金額が違ってて、話が噛み合わなかった。
話し合いに納得がいかなくて、エクセルの表にこれからの収入と支出のライフプランを100歳まで作った。
具体的な数字があることで状況を客観的に見て話すことができた。
今回の資産運用問題も、「やってるよ、〇〇万円くらい、〇万円増えてたよ。」って話してくれてたけど、私の中では、ふわふわ認識。
それで気持ち悪くて、年明けをきっかけに我が家の金融資産の整理をした。
するとどうでしょう。
やっぱりいた。(私からしたら)遊んでるお金。
今年は、〇〇万円を資産運用にまわそう。とはっきり金額を話し合うことができた。
信頼してるパートナーだけど、ちゃんと情報を共有して把握しておかないとケンカの火種になるな、と冷や汗だった。
にゃあからしたら、
「働けっていうけど、貯金を運用してたら、給与の何ヶ月分になったのに!
してって言ったし、してるって言ってたのに、こんなに浮いてたじゃん!!」
…って、怒るところだった。
でも、任せっきりにしてたからそうなるのであって。
この本を読んでて、にゃあのちゃもちゃんと一緒にいる時間の価値を改めて大きく感じた。
赤ん坊を育てはじめて思うのは、子どもは最初は付きっきりだけど段々と手が必要じゃなくなるということ。
取り返しができないこの時間を大切にしなきゃ、と思った。
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