やさい畑 備忘録

2020初春
連作障害
根野菜は残渣が少なく、残った残留物を分解する善玉菌が多くなりやすい。
その野菜に適した環境になる。

ニンニクの「ツルツル植え」
ニンニクの皮を剥いてから植えると、アリシン(におい成分)が土壌の病原菌から守ります。
芽吹きも1週間早くなる。

ジャガイモ「超浅植え」
土の上に種芋を置いて、黒マルチで土壌障害を防ぐ。(そうか病)

ジャガイモの植える時期と収穫量
3月中旬が大きさ、収量共にベストだが、4月上旬でも95%、収穫時期はともに7月上旬。

春じゃが+ネギ/ネギ+秋じゃがで畑を回すことで土壌障害を防いで連作が可能になる。

卵の殻での育苗
殻に穴をあけ種をまき、軽くつぶしてそのまま定植する。

ニンニクはムカゴを種球にできる。

2019
ニンジンはリン酸による初期育成促進で良品率アップ
過リン酸石灰は、水に溶けやすいので即効性がある。
骨粉は根から分泌される根酸によって少しずつ溶けるので即効性がない。

トマトは、第三果房の花がつくまでは切らし気味で、その後は水と肥料を積極的に与える。

ナスは高温で雨が多い地域が原産のため、水分と肥料を安定的に供給する。

2019夏
ナスは、伸ばす芽を残して摘芯し、収穫を兼ねた切り戻しを行う。

枝豆は、種を蒔く前に乾燥させた根粒菌をまぶす。

サツマイモのドロドロ植え
植穴に注水し、かき混ぜ、ドロドロの状態で定植。その後さらに注水を行う。

サツマイモのツル苗は先端と株本を切り落とした葉を4枚にした4節苗とすることで、
枯れにくく活着も良くなる。

2018冬
ニンニクは鶏ふん(2月)で辛味が強くなる。
アンモニア成分の吸収を得意としているため、アンモニアの入った下肥がよい。(ぼかし肥を11月2月)

2018秋
落ち葉堆肥0.4-0.2-0.4
魚かす7.7-5.4-1.2 即効性がある。土にそのまま漉き込む。
ヨモギ2.0-0.3-1.5 C23

土嚢袋で腐葉土づくり
11月~2月 油かすと米ぬかと混ぜて地上に保管
3月 土に埋める
翌3月 掘りあげる

ぼかし肥にゼオライトを入れるとにおいが抑えられる。
アンモニアイオンを吸着する。窒素が早く効くようになる。
保肥力(三要素)があり、地下への流亡を抑える。

ニンニク
茎葉が1/2~1/3くらい黄変したら収穫の目安。
根を切り落としてから軒下などで乾燥させる。

イチゴ
太郎株82/9.4は一番収量が多いが、次郎株48/9.5、三郎株41/9.9が最も食味が良い。
四郎株24/14.1は糖度は高いが美味しくない。

2018 初夏

オカヒジキ
15~20センチを超えたら先端を摘心する(側枝促進)
側枝が10~15センチになったら収穫。
蕾がつきはじめたら収穫終了。

ナス
挿し芽で長期間柔らかい果実がとれる。
草丈が低く、根は横に伸びる。

枝を土にUピンで留めておくと、確実に苗が作れる。

6月中旬~下旬 側枝(15~20センチ葉が4枚太さ5~10ミリ)から挿し穂を作る
大きな葉は1/2~1/3まで切り落とす
ポリポットに挿す(赤玉+ゼルライト)
発根まで10日程度
根から土を軽くとって定植

秋に作った挿し穂を越冬させて翌春に挿し芽をする。
霜が降る直前に挿し穂つくり、紐で束ねてポリポットへ。
半分以上埋める。軒下など凍らない場所に置く。
4月下旬に定植する。

2018夏
トマトの「切りねじり栽培」

第2果房の花が結実したら、葉を2枝残し主幹を切る。
2果房の下の脇芽を伸ばし脇芽(3果房)の花が咲いたら、
主軸との付け根でねじって4果房+葉2枝を残し先端を切る支柱に誘引する。

中玉種におすすめ
背丈が低く育てられる
実が早く熟す
1本仕立てだと5〜6果房だが、上手くいけば20果房も可能
肥料が切れないように多めにする。

2018春
野菜を甘くする
元肥で骨粉と油粕
穴肥で魚粉 元肥は畝の肩、追肥は畝の溝

ナス
収穫ごとに葉(と脇芽)を1枚残して切る。

枝豆
双葉の次の葉っぱ(初生葉)が出てきた頃に
根の3/1〜2/3を切ってから定植する。
側根が促され、根粒菌が付きやすくなる。
定植から2〜3週間後、双葉が隠れるくらいに土寄せをする。
茎のところにも根が生えて、さらに根粒菌が増える。

サツマイモ
垂直上で間隔30㎝
葉のついたままの挿し穂を2節埋める。
一株あたり4〜6個だが、甘くて美味しい高品質の芋ができる。

ニンニク
本葉が5〜6枚、2〜3月の気温が上がりはじめるころに
株元の茎の部分をねじったり、軽く踏み潰すと
とう立ちを防ぎ、大きくたくましいニンニクになる。

2019冬
サツマイモ
サツマイモを収穫するときに
(早すぎると越冬前にツルが伸びてしまい寒さに弱くなる。
遅すぎると害虫の被害や霜で傷んだりして良い苗にならない。)
節間が詰まったつるの先端から7、8節のところで切る。
株元の2節は葉を落とす。
ツルを5分くらい水につけて油虫をとる。
3、4本のツルを括り、2束を支柱に固定し、間にプラ板を挟んで、
φ15㎝の植木鉢に赤玉土を入れて植えつける。
日中は外、夜は室内で管理する。水は乾き気味。

5月中旬に挿し穂をとる場合、2月下旬に定植する。
定植3週間前から肥料のない苗床に黒マルチ+二重トンネルをして温めておく。
束をほどき、(根がからまってるから、無理に分けなくてもいい。)植える。
苗の上に不織布をベタがけして、内と外と2重に保温。
3月下旬から日中はトンネルの裾を開けて換気。
4月に入ったら不織布をとり、内トンネルは暖かい日にはめくり、中旬には外す。
5月には外トンネルも剥がす。

2〜3日日陰で萎れさせ、定植前2〜3時間の給水をすると、つるぼけしにくくなる。

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