本|「9歳までに地頭を鍛える!37の秘訣」を読んで

ギフティッドのお子さんを育てた弁護士のお母さんの書いた本。
実践してよかったと思ったことを書き綴った本で、息子さんのコメントも入ってる。

赤ん坊(11ヶ月)のときの思考した記憶のエピソード

著者が中学生のとき母親から赤ん坊の頃に階段から落ちた話を聞いて、その時の考えていたことをハッキリと覚えていたのだという。

「パパママがいない」
「1階にいるのかな」
「階段を降りるのは危ないぞ」
「手すりがあるじゃん!イケる!」
お尻から落ちる
「このまま尻もちをつきながら降りていくってのもアリだな」
…と考えてたら、バランスを崩し頭から落下

→赤ん坊だからと侮ってはいけない。
言葉が話せない、語彙がないだけで、推理力や思考力が身に付いている。
3ヶ月でも絵本に関心を持つから、語彙を増やすためにも読んであげた方が良い。

おすわりできるようになったら、自分の服を選ばせる。

選ぶことは頭を使うし、自分の選択が親に尊重され実現することで、自己肯定感・万能感を感じることができる。

お風呂はカウントダウンで出る。

カウントダウンで「0‼︎(ザッパーン!)」と出ることで、0の概念が覚えられるんだとか。

キッチンテーブルには地球儀と地図帳。

会話や本の中に地名が出てきたら、すぐに調べられるように。

「計算バトル」「ことわざ戦い」

親がライバルになって、切磋琢磨する。

オススメの教材

「すぐる学習会」web教材
Z会「受験コース」
四谷大塚「計算と一行問題集」
「公文のことわざカード」

「ちびまる子ちゃんのことわざ教室」

「まんがで学習 ことわざ事典」

「例解学習ことわざ辞典」

フラックスシード(亜麻仁)の湯たんぽ

電子レンジで30秒から3分温めて、足を温める。

オススメの絵本

  • 昔話・民話・童話(日本・海外)
  • 長年続いてるシリーズもの
  • 科学系の読み物(ex.しっぽのはたらき・水のたび)
  • 図書館や保育園の推薦図書
  • 笑える本
  • 小学校の教科書

読んだ感想

著者が弁護士の方ということで、きっと勉強好きな方なんでしょう。
子育てエピソードとしての親子の会話文から、親の教養が読み取れる。
(お風呂でアルキデメスの話が出てきたり、ことわざ戦いでは私が聞いたことのないものばかりが並ぶ。「九仞の功を一簣に虧く」とか…)

親に教養があれば、日常生活から試験に出てくる内容を自然に身につけることができるんだろうなぁ。としみじみしました。

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