にゃあさんがググりまくって選んだ4品種の苗を買って育ててみた🌟
小さい畑なので品種を絞った。
毎年苗を買うつもりはないから真剣だ。
サツマイモの品種の特徴の分け方で「ほっくり(ほくほく)系」「しっとり系」「ねっとり系」というのがある。
ねっとり系は安納芋のような蜜があって水分量も多い粘質な芋、その反対がほくほく系で粉質、中間はしっとりということらしい。 ほくほく系は、天ぷらに、ねっとり系は焼き芋に適しているとされる。
にゃあの選んだ品種
選んだポイント
・自分じゃ買えない美味しい品種を食べたい。
・ホクホク・しっとり・ねっとりを食べ比べたい。
ホクホク系:紅小町
「紅あずま」の兄弟品種で、「高系14号」と「黄金千貫」の交配種。
その甘さゆえ、黒い蜜がたれている物もあるらしい。
焼くと蜜が溢れ出し、しっとりしたとても甘い焼き芋が。干し芋、コロッケやてんぷらも。
ツルワレ病にかかりやすく、細長く曲がりやすいので掘るのが難しいので、作り手が少なく『幻のサツモイモ』とも言われる。
育ててみて
育てるのが難しそうだったから多く苗を注文した。(10本)
確かに細い芋がとれた。そこそこの収量。
蒸し芋の味は、芯まで柔らかくなってなくってホクホク系という表現も頷ける。
天ぷらにして食べたくなった。美味しい。
ホクホク系:関八
関東地方で多く栽培されている品種で、ホクホクの食感のおいしいサツマイモ。
一番いいと思われる食べ方は、小振りなサツマイモを丸ごと天ぷら油の中に入れて揚げて食べることだ。
育ててみて
こちらも細い芋がとれた。小ぶりのものも多かった。
収量はやや少なめ。
味は、小さくて細かったせいか、お尻と頭のエグい味という印象だった。
ホクホク系は紅子町が圧勝。
一年目の畑での収穫だったからポテンシャルが発揮できてなかっただけかもしれないけど。
しっとり系:シルクスイート
するり。上品な甘さ。お菓子や干し芋に。天ぷらもうまい。
育ててみて
収量は少なく、小ぶりだった。
売ってるシルクスイートはもっと大きいから、育て方の問題だろう。
蒸し芋の味は、普段買って食べてる美味しいサツマイモ。という感じ。
4品種の中で一番蒸し芋に適しているように思えた。
ねっとり系:フルーツこがね
SANYO植物バイオ研究所が販売している芋。
種子島の安納芋系で最も甘味のある系統を選抜育成したもの。
糖度が19.87度にもなると言われている。
育ててみて
収量がダントツに良くて、大きさも売っているようなサイズのものが採れた。
蒸し芋の味は、蜜でとろっとしてるって感じ。
安納芋のくせも感じる。美味しい。
干し芋も作った。
全体を通して
紅小町とシルクスイートとフルーツこがねが美味しすぎて、
関八の魅力がいまいち感じられなかった。
来年育てるのは3品種に絞ろうと思う。
苗を冬越しさせようとしたけど…。
水切れをさせちゃったからか、プランターの環境が悪かったからか、枯らしてしまった。
種子芋からの育苗に作戦変更するけど、上手くいくのだろうか。
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